ASUS EeeBook X205TAを愛用しています。
購入価格は約三万円。軽くて、薄くて、バッテリーが非常に長寿命。その上Windows10へのアップデートにも対応! CPUとメモリが貧弱だけど、最近はごく簡単な文書作成かネットを見るくらいにしか使わないので十分だと思って購入しました。実際十分でした、が……Windows10にアップデートした後が本当に最悪!
フォントが細すぎて、サイトの文字を読むのが辛すぎる!!!
というわけで、とりあえずChromeの文字環境改善に勤しみ、まあ満足できる程度になりましたのでメモ。
環境
PC:ASUS EeeBook X205TA
OS:Windows10
ブラウザ:Google Chrome (執筆時のバージョン:51.0.2704.106 m)
方針
- 全部無料でやりたい
- MacTypeとかgdippとか使いたくない(某Androidエミュが動かなくなった為、特にMacTypeは使いたくない)
- Migu1PとMigu1Mを使いたい(個人的趣味)
手順
全部が必要かとか有効なのかどうかとかはともかく、やったことを書いていきます。
実際に設定を行う方は、全部自己責任でお願いします。レイアウト崩れが起きても、改善方法は提案できませんすいません。
拡張機能「Advanced Font Settings」を導入する
最近のChromeは、フォントを変更するにも一々拡張機能が必要なようです。
謎ですが仕方ないので、未導入の方は追加しましょう。
- 設定→一番下の「詳細設定」をクリック→[フォントをカスタマイズ]ボタンをクリック
- Advanced Font Settingsの追加を促される筈(導入済みなのでうろ覚え)→[Chromeに追加]ボタンをクリック
- それぞれ好きなフォントとフォントサイズを設定する
参考として私がやっている設定は、
標準 フォント:Migu1P 最小サイズ:18px
Serif フォント:Migu1P 最小サイズ:18px
Sans Serif フォント:Migu1P 最小サイズ:18px
固定幅 フォント:Migu1M 最小サイズ:18px
最小フォントサイズ:14px
エンコード:日本語(Shift_JIS)
Advanced Font Settings追加後は、フォント設定ダイアログの右下の「詳細設定」をクリックするか、次のURLにアクセスすると固定幅フォントの最小サイズも変更できるようになります。
chrome-extension://caclkomlalccbpcdllchkeecicepbmbm/options.html
試験運用機能「LCD テキストのアンチエイリアス」を有効化する
Chromeの試験運用機能の中になんかフォント描画に関係ありそうな機能があったので使ってみました。
- URLに「chrome://flags/」を入力して、試験運用機能の設定画面を開く
- 「LCD テキストのアンチエイリアス」という項目を探して「有効」にする
(Ctrl+Fで検索を出して、アンチエイリアスで検索すると楽ちん)
- 画面の一番下にある[再起動]ボタンから、ブラウザを再起動する
拡張機能「Font Rendering Enhancer」を導入する
フォントの太さを任意で変更できる拡張機能です。
★この素敵な拡張機能をお教え下さった素敵なブログ
意味悲鳴
ブラウザのフォントを綺麗にする方法メモ(Windows上のFirefox、Chrome)
結果
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描画サンプル - シャーロック・ホームズ 最後の冒険(HTMLファイル) |
それなりにまともな表示になりました!
……が、拡張機能でやっているので、サイトを開いてから文字が太くなるまで一瞬ほど時間がかかってしまいます。まだまだ研究の余地はありそうです。
とはいえ、激安PCのX205TAの解像度を考えれば、及第点の設定だと思います。お困りの方は、騙されて試してみるのもアリだと思います(が、自己責任です)。